今日は旧暦の9月9日、月遅れの菊の節句・重陽の節供です。
でも重陽の節供は何故かあまり馴染みがありませんね。
古典文学ではちょこちょこ登場するのですが、上流貴族のパーティーって感じで、
他の節供に比べてそれらしい道具立てもキャッチーさも無いからでしょうか。
子供の頃、わたしの地元では桃の節供・七夕の節供は月遅れでやっていました。
七草粥と端午の節供は暦どおりで。
今では四つの節供とも暦どおりに行はれているようです。
たぶんマスメディアや広域展開している商業施設の進出の影響なんでしょう。
街の景観が全国的に金太郎飴化しているように、文化や風習も均質化していくのは寂しいものです。
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