この時期多くの方のブログに登場している彼岸花。
秋の澄んだ青空と黄色く色づいた稲穂、そして田んぼの畔に咲いた彼岸花。
いかにも「日本の秋」という感じで好きな景色ではあります。
でも、花そのものはちょっと苦手。
彼岸花という呼び名のとおり、墓参りに行くと墓地の周りに咲いている花、
という印象が子供の頃に刷り込まれてしまったのですね。
それで、いつのころからかこの花を見るとあらぬ連想が働いてあまり近寄りたくない花になってしまったのでした。
それはほぼ梶井基次郎の『櫻の樹の下には』の冒頭部分のような具合で…
近頃は白花タイプも目にしますが、あれもあれで気味悪くて。
こういうのは生涯治らないのでしょうね。
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