2015-12-31

月イチ会活動・2015年のこと


いよいよ2015・平成27年も残り僅かとなりました。
なので今年一年の活動報告など。
消費したフィルムはカラー24枚撮り x17本、白黒36枚撮り x5本の計22本。
おおよそ月2本消費ということで、月イチ会会員としての責務は取り敢えず果たせました。
また、今年は月例コンテストのほうにも参加させていただきまして、
年初の密かな目標であった一年間フルエントリーも達成することができました。
その間2度も一席を頂く事ができまして、これは本当に嬉しいやら申し訳ないやら。
またそれぞれのエントリー作品に対しても票を頂けましたこと、とても感謝しております。
自分のような者が参加することで月例の品位を落としてしまっていないか心配だったのですが、
まだ参加されていない方のハードルを下げる一助になればと恥を忍んでエントリーし続けてみました。
逆効果という気もしないではありませんが…
そんななか、皆さんからいただけた貴重な一票が何よりの励みとなったことは言うまでもありません。
テーマを頂いて写真を撮る。提出する作品選びで悩む。皆さんの作品に投票する。
テーマや被写体について思い巡らせた分だけ皆さんの作品から受ける刺激も多く、
ただ何となく撮ったり他人の作品を眺めていた時とは明らかに違う楽しみがあることを、
月例に参加してみて初めて気づかされました。
欲を言えば月例参加者がもっと増えてくれることを願うばかりです。

今年一年どうもありがとうございました。
来たる年が皆様にとって健やかな佳き年でありますように。



2015-12-28

どうでもいい話


先日公園を散歩していると甘い香りが漂っていました。
どこかで嗅いだことのある香り?そう、梅の香です。
とはいえ今はまだ12月、辺りを見回しても枯葉を付けた木があるばかり。
鼻をクンクンさせながら香りの元をさがしていると、ありました、臘梅です。
しかも満開状態。
臘梅というと真冬の葉の落ちた枝に花を咲かせているものしか知らなかったので、
葉を見るのも初めてだし、葉の付いた状態で花を咲かせるということも初めて知りました。
先日の紅梅といい今回の臘梅といい、寒いのか暖いのかよくわからない今年の冬。
冬鳥も山の鳥はなかなか降りてこない一方、水鳥は見る機会の少ない鳥が訪れたり、
なんか変な冬の始まりです。


2015-12-25

12月のお題写真提出


今回のお題は『赤』
10月の月例コンテストでKenny Meguroさんと並んで一席を頂戴しまして、
加えてジャンケンにも勝ってしまいまして、一年締めくくりのお題を決めるという重責を担うこととなりました。
当初、12月の回ということで今年を象徴するような字として「安」を思いつきました。
安心安らか安易安い安全安穏安定安倍などなど、「安」から連想されるものを撮っていただければと。
しかし聊か漠然としすぎな気もして、何かと忙しい時季でもあるし撮り易いものをと、
このお題に決めさせていただきました。
自分自身にもこれなら何とかなるだろうという打算が働いたことは否めません。
しかしいざ撮ろうと思うとなかなか思ったようにはいかず、とんだ目論見ハズレとなったのでした。
先月末のSRー1故障のときのがっかり感が意外なほどあとを引いていて、
シャッターだけは無闇矢鱈に切ったのですがイマイチすっきりしない、
そんな”今月の一枚”でした。



2015-12-14

どうでもいい話


よく目に耳にすることだけど、今年は紅葉のハズレ年らしい。
私の暮す地域を見ると、綺麗じゃないというより場所や樹種によって色づき方がバラバラという印象。
早い樹はとっとと葉を落とし遅い樹はまだ青みを残している、といった具合で、
それが場所によっても進み方がバラバラで、近所の公園の私的基準木が全く役にたたない。
というわけで今年は見頃を悉くはずしてモヤモヤした紅葉狩りでした。

そういえば、きのう公園の紅梅がほころんでいました。
狂い咲き?




2015-12-05

月イチ会11月の月例コンテストのこと


今日12月5日はバミューダートライアングルで米国海軍航空機5機が消息を絶った日なのだそう。
そんなわけで既に12月、月イチ会では11月の月例コンテストの投票が始まっています。
今回のテーマは『blur:ブレ』、技術系のお題のためか見応えのある作品が並びました。
どの作品に投票しようか大いに悩み、今回はyy2828yyさん十六夜の顔さんの作品に投票させていただきました。

yy2828yyさんの作品の初見、かるく息を呑みました。
私はトンネルに対して異なる世界を継ぐものというイメージがあります。
まさか根の国に通じているでもないけれど、たとえ道路一本分の地下道だったとしても
其処を境にがらりと空気感が(大抵は嫌な方向に)違っていたりすることがあります。
また、何かあっても逃げ場がないし、独特の臭いも嫌い。
そんなわけで私は地下道やトンネルが苦手で、徒歩ではできることなら避けたい。
おまけに狭くて暗かったりしたら小心者の私には絶対に無理。
この作品を見ても、この影のような物体は果たしてほんとうに人なのかしらん?などと勘繰ってしまったり。
去っていくようにも向かってくるようにも見えて怖さも一入です。
よくSFドラマなどで瞬間移動する際、身体が霧のようにぼやけた状態になるシーンがあって、そんなふうにこの人影も画面奥の光の中に吸い込まれていこうとしているのかななんて、そこが穏やかな世界であることを願うばかりです。

十六夜の顔さんの作品には
走る列車・歩く人・座る人、同じ瞬間に三つの異なった時の流れがあって、
ベンチに腰かけた人々にも、乳児・その父親・初老の男性と三つの異なった時間を生きる人がいて、
それぞれを高速・低速・静止に当てはめて考えてみたりして、
時間というものに想いを巡らせるのも面白いな、なんて感じたのでした。

以前にも書きましたが今回のテーマ、私には上手く対応できませんでした。
技術系のお題はお手上げです。お手上げなりに悪足掻きした結果がエントリー作でした。
こうして皆さんの作品を拝見すると、撮りたいものがあって、それを支える技術があって、
そうして初めて人様にお見せできる作品がものにできるんだ、と感じさせられたそんな『blur:ブレ』でした。



追伸
先月11月3日、漫才コンビ「あした順子・ひろし」のあしたひろしさんが亡くなられたそうです。
ひろしさんのほのぼのとしたボケが大好きでした。ご冥福をお祈り申し上げます。



2015-12-01

どうでもいい話


久し振り、2年か3年かそれくらいぶりに持ち出したminolta SR-1。
気分よく撮影していると突然シャッターが固まってしまった。
シャッターがチャージされたまま不動になったSR-1を手に暫し呆然。
仕方無くフィルムを巻き取っての帰り道の落ち込みようと言ったら…。

ボディも重けりゃ巻き上げも親指が痛くなるくらい重い、
シャッタースピードは1/500までしかないし露出計も付いていない。
SRT101が軽快で巻き上げがとても滑らかでモダンなものに感じてしまうくらい
良いところなしのようなSR-1、だけどとても好きなカメラ。
何よりファインダーから見える景色に余計なものが何も入り込まない。
絞りとシャッター速度はファインダーを覗き込む前に既にセットしてあるから
ただレンズ越しに見える景色に集中すればいい。
咄嗟の対応はAEみたいにはいかないけれど、目指す被写体の光や影の具合を見ながらシャッター速度と絞りの塩梅をあれこれ考えるのも楽しいものだし。
シャッターを切った時の乾いた金属音もメカメカしくて気分がいい。
機体の重さだって心地良く感じてしまうくらいだ。

帰宅してから動作不良の原因は判ったけれど、さてどうしたものか。
このところ動作が不安定になってるものが幾つか見つかって、すべてを修理に出すわけにもいかないし、
悩むなぁ。