2015-12-01

どうでもいい話


久し振り、2年か3年かそれくらいぶりに持ち出したminolta SR-1。
気分よく撮影していると突然シャッターが固まってしまった。
シャッターがチャージされたまま不動になったSR-1を手に暫し呆然。
仕方無くフィルムを巻き取っての帰り道の落ち込みようと言ったら…。

ボディも重けりゃ巻き上げも親指が痛くなるくらい重い、
シャッタースピードは1/500までしかないし露出計も付いていない。
SRT101が軽快で巻き上げがとても滑らかでモダンなものに感じてしまうくらい
良いところなしのようなSR-1、だけどとても好きなカメラ。
何よりファインダーから見える景色に余計なものが何も入り込まない。
絞りとシャッター速度はファインダーを覗き込む前に既にセットしてあるから
ただレンズ越しに見える景色に集中すればいい。
咄嗟の対応はAEみたいにはいかないけれど、目指す被写体の光や影の具合を見ながらシャッター速度と絞りの塩梅をあれこれ考えるのも楽しいものだし。
シャッターを切った時の乾いた金属音もメカメカしくて気分がいい。
機体の重さだって心地良く感じてしまうくらいだ。

帰宅してから動作不良の原因は判ったけれど、さてどうしたものか。
このところ動作が不安定になってるものが幾つか見つかって、すべてを修理に出すわけにもいかないし、
悩むなぁ。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    ああ、大変なことですね...いや、これは決して「どうでもいい話」なんかじゃありませんよ。
    何よりSR-1はペンタ部がずっとかっこいいですからね。

    私はこんなことを怖れて2台体勢をとっているのですが...
    でも、愛するカメラに不具合が生じるというのは、ほんとうはそんなことじゃないですよね。
    仮令2台あったとしても、そしてそれがマスプロダクトであっても、そのボディは世界に一つだけです。
    そして自らとの関わりも単独のものがあるのですから。
    しかしながら、フィルム受難の時代です。
    これらを踏まえた上での複数台体勢は、修理などで手許から離れる際にも有効かと...。

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  2. こんばんは、yy28282yyさま。
    私事でご心配いただきまして、ありがとうございます。
    つい便利さに逃げてしまって使用機会が少くなってしまっているとは言え、
    使えないとなると寂しいものですね。
    電子制御のカメラと違って機械的な不具合を直せばまた使える、
    いや、今までよりも格段に使い易くなって復活するかもしれないと思うと、やはり直してやりたいです。
    SR-1はごくありふれた機種で予備機を用意するのも容易いのですが、
    偶にしか使ってやれないカメラが二台に増えるプレッシャーには耐えられそうにありません。
    気に入っているだけに尚のことであります。

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