月イチ会月例コンテスト10月のお題は『標準・50mm』
50mmレンズはどうも苦手。
"帯に短し襷に長し”という感じで感覚的にしっくりこない画角。
そこで50mmレンズらしい画ってなんだろう?と熟々考えてみるに、
どうにか"こいうものかな”という自分なりのイメージを描くことはできたものの、
それを実際の撮影で表現するとなると、これはまた話が別。
どうして50mmレンズが苦手なんだろうか、そんなことを考えつつ、
撮りかけの白黒と新たに詰めたカラー、あわせて50枚ほどを50mmと向かい合った。
結果自分の50mm苦手意識とは、センスの無さ・下手っぴいぶりをまざまざと突きつけられてしまう、
そこから目を背けたいという意識に他ならないことに気づかされました。
普段実際の目で見ている世界とは違う、視覚的な効果に期待できない誤魔化しの効かないレンズということなんだなと。
ちょっとだけ“標準”の意味が解ったような気がする、そんな今回のお題でした。