月イチ会月例コンテスト10月のお題は『標準・50mm』
50mmレンズはどうも苦手。
"帯に短し襷に長し”という感じで感覚的にしっくりこない画角。
そこで50mmレンズらしい画ってなんだろう?と熟々考えてみるに、
どうにか"こいうものかな”という自分なりのイメージを描くことはできたものの、
それを実際の撮影で表現するとなると、これはまた話が別。
どうして50mmレンズが苦手なんだろうか、そんなことを考えつつ、
撮りかけの白黒と新たに詰めたカラー、あわせて50枚ほどを50mmと向かい合った。
結果自分の50mm苦手意識とは、センスの無さ・下手っぴいぶりをまざまざと突きつけられてしまう、
そこから目を背けたいという意識に他ならないことに気づかされました。
普段実際の目で見ている世界とは違う、視覚的な効果に期待できない誤魔化しの効かないレンズということなんだなと。
ちょっとだけ“標準”の意味が解ったような気がする、そんな今回のお題でした。
こんばんは。
返信削除このたびはご参加いただき、出題者としてお礼申し上げます。
いや、ある意味無理強いしてしまったようですみません。
しかし、ご出品の写真は堂々たるモノクローム、流石です。
眼に入った光景そのまま、即ち眼が特定の事物や事象を抽出する前の状態という感じがします。
よって、この写真を前にした観者の眼が様々な事物を見出しつつスキャニングしていくのです。
恰も撮影者の追体験をするように。
こんばんは、yy2828yyさま。
返信削除提出写真に対する過分なお言葉、ただただ恐縮するばかりです。
今回は事前に考えてみたことをチョコチョコ実践してみたあと、仕切り直しに散歩していた時に出会った場面でした。
私は唯シャッターを押すだけの人ですから、出会いとカメラ、それがすべてです。
とは言いながら、あるがまま「ただ撮る」、そのことに徹することができたら、とも思います。
今回「標準・50mm」のお題は、そんな「自分の撮りたい写真」を考える良い機会を与えていただいたと感謝しております。
ありがとうございました。