2016-04-23

どうでもいい話 〜ジャンク〜


3月度の月例コンテストの結果が発表されましたね。
一席はスライさんの作品が獲得されました、おめでとうございます。
私も投票させていただいたのですが、やっぱりかっこいいです。
私の作品にも思いもよらぬ評価をいただきました、ありがとうございました。
同時に5月のお題も発表されました。
テーマは『カメラ』
これは... はて..さて..  どうしたものか...

カメラと言えば、リサイクルショップやカメラ店のジャンクコーナーの前に立つと、
憧れだった嘗ての銘機たちのうらぶれた姿に複雑な気持ちになります。
乗り物や住居などが人の手が入らなくなってしまうとたちまちに生気を失って見えるように、
カメラもまた人の想いが離れてしまうと草臥れたガラクタ同然になってしまうのですね。
ジャンクコーナーに屍のように転がっているそんなカメラが、家に持ち帰ってクリーニングし、必要なら電池をセットし、
空シャッターを切ったりなどと掌の内で弄んでいると、みるみる生気を宿してくるようで、
いつのまにか憧れていた当時同様の輝きが戻っているのは不思議なものです。

そんな素敵な体験を味わいたいが爲にジャンクカメラに手を出してしまうわけではないけれど、
気が付けば、あぁ... また一台部屋の棚に並んでいるのはどうしたことだ!?


2016-04-20

どうでもいい話


春の嵐が通り過ぎた夕暮れ時の公園、
乾いた風の心地よさに、もう春も終わりなんだと気づかされました。
そして、春ってこんなに短かったんだ、としみじみとしてしまいました。

小型のアシナガバチが窓枠の下に巣を拵えはじめ、ツバメが街の遊撃手みたいに飛び回り、
蜘蛛の子がトラップのように糸を張り巡らせ…
周りをよく見てみれば春はいつもと変わらずにそこにあったですね。
春を眺める余裕、かぁ...




2016-04-09

4月のお題写真提出『サークル』


4月のお題は『サークル』
サークルかぁ…  
今回も手こずりそうだなぁ…
などと思いつつ解釈の手掛かりを求めて意味を当たってみると…

閃きました!!

いやいや、そういうことじゃなくて…、

出題者さんからツッコミがはいりそうですが。


2016-04-07

月イチ会3月の月例コンテストのこと


ボケっとしているうちに3月が過ぎ去ってしまい、気づけばすでに4月最初の一週間が過ぎようとしています。
月例コンテスト3月度分の投票が始まっています。
公私共何かと忙しい時期の所為か、少しさみしいエントリー数となってしまった3月度の月例。
前回記したように、私は自分なりのスクエアを上手く思い描くことができなかったのですが、
皆さんの作品を拝見すると、身近に幾らも「スクエア」があったことに気づかされることとなりました。
魅力的な作品揃いであることも手伝って、自分の感受性の鈍さを思い知らされるようです。
そんな作品の中から今回はスライさんの作品に投票させていただきました。

かっこいいですね。
この作品を見ていると、昔音楽雑誌で読んだGlimmer Twinsのエピソードが思い出されました。
Mick Jaggerが小脇に抱えていたレコードにKeith Richardsが目をとめ声をかけた、
二人はMickがもっていたChuck BerryやMuddy Watersの話で意気投合。
それをきっかけに今に続くThe Rolling Stonesの物語が始まる。
Glimmer Twins = Jagger & Richards 2人の出会いを取り持ったのがレコードジャケットでした。
スマホや携帯音楽プレーヤーではこういう出会いはないよな、などと思いつつ...


...それにしても、レコードジャケット、今操作しているパソコンの向こうにも数枚並んでいるのに、
そこにスクエアがあったなんてまったく認識できませんでした。
できていたとして、それでどうなるというものでもありませんが、この作品を見た瞬間心の内で小く声を発してしまいました。
そして作者を確認して「さすが!」と納得したのでした。