2016-03-05

月イチ会2月の月例コンテストのこと


月が替わって早3月、というわけで2月度の月例の投票が始まっています。
今回のお題は「ひなた」、昨年の今頃にも「陽だまり」というお題が出されていました。
似たような言葉ではあるけれど、わたくし的には「陽だまり」は寒さの残る中に見つけた温とい場所、
という「穏」のイメージ、
一方この時期の「ひなた」という語は、お日様からのエネルギーを充填・動き出す、
正に今日の「啓蟄」につながる「活」のイメージ。

そんな今回は tact anaさんの作品 に投票させていただきました。

周りを山に囲まれた街に生まれ育った私は、テレビなどで見る広々と視界の開けた平野部の長閑な景色に憧れのようなものがあります。
車で2時間ほど走った隣県にそういう景色を堪能できる土手があって、以前は気が向くと車や原付バイク、
時には自転車などで出かけていって、何をするでもなくのんびり日向ぼこをしたものでした。
近頃また疼いてきた原付ツーリング行きたい気分も手伝って、
tact anaさんの作品を見てそんなことを思い出したのでした。
土手の下には葦原が広がっていて、その向こうに大きな川がゆっくりと流れ、
川向うには田畑や街並みが広がり、遥か先に山並みが望める。
そんな土手の上に腰を下ろして、ひばりの賑やかな囀りや、まだたどたどしいウグイスの声を聴きながら、
ただただボーっと春の陽に身を委ねる、
そんな気持ち良さが感じられて。

これから色々な花が咲き始め、桜が景色を彩り、新緑が煌めき出す5月の始めごろまで、
最も気持ち華やぐこの時期に花粉症だなんてあんまりです…


2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    べた褒めいただいてるとこ、登場するのはテレますな^^;
    yy2828yyさんのところから飛んできました。

    実は前回のお題である「陽だまり」は自分だったんです。
    おっしゃるように、陽だまりはまだまだ少し寒さが残る中に
    求めるスポット的な暖かさのようなイメージですよね。

    で、ひなたは燦々と降り注ぐ暖陽、縁側でのそれだったり
    優しい影が引き立て役となって光(暖かさ)を演出するシーン
    が自分にはストレートに思い浮かびます。

    反面、自分のイメージから敢えてボール1つか2つズラして
    そこから発展できるものもいいかなと。
    それと、みなさんがすでに自分が抱いたイメージをすべて
    公開してくださっていたので、ここは一つ、投稿しつつも、自分も
    ギャラリーの一人になって、違った趣向のものを追加したく
    なったのです。変り種の写真があったほうが少しでも楽しいと思って。

    と、そんな心境で投稿したのですが、そんな拙い写真に投票いただき
    ありがとうございました^^

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  2. こんばんは、tactさん。
    こんな辺鄙なところへおこしくださいまして、ありがとうございます。

    テーマが発表された時すぐに思ったのは、「陽だまり」とどう違いをだしたらいいかな?ということでした。
    それをメンバーの皆さんがどんな風に見せてくださるのか。

    tactさんの感じる“変り種”が私の真ん真ん中というのも面白いものですね。
    同じ一つの言葉でも受け取り方は人それぞれ、そこから創り出される画も当然多様に。
    更にその画から受ける印象も観る人それぞれに違って…。
    月例の楽しさってそういうことなのかなと感じています。


    なんて、自分のノーコン写真の言い訳でもありますが ^^

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