月例コンテスト11月度分の投票が今日で締切となります。
今回も yy2828yyさんの作品 に投票させていただきました。
眩しい陽の光の中を突き進む列車が、何かの始まりを感じさせるような一枚。
向かうのは新しい一日なのか暗い夜なのか。
逆光のせいで駅そのものの存在は判然としませんが、それはテーマが十分に補っていると考えます。
すべり込むのか走り去るのか、様々な思いを抱きこの列車に乗り込む、降りる、そこに残る、
そうしたプラットホーム上の人びとのドラマを感じさせてくれます。
今回もまた、こういう表現の仕方もあるということを学ばせていただきました。
さて、100メートル先の店に行くにも車で、てな田舎町暮しの身には駅って施設は本当に縁遠いものです。
そんな数少ない経験のなか、今までに利用した駅で一番印象深いのは大阪の阪急梅田駅です。
阪急電車各路線の起点終点となるターミナル駅。
行き止まりになった櫛形のホームに電車が突き当たるように並ぶ様は、いつか映画で観たヨーロッパの駅を思い出させました。
気のせいか駅を利用する人たちの足取りも、隣のJR大阪駅で見るそれよりもゆとりが感じられるようでした。
たぶん電車自体でも阪急の各路線が一番好きと言えます。
梅田周辺の各鉄道の駅をつなぐ地下道もまた魅力的でした。
もう数十年前の思い出なので、今はもう変ってしまったかもしれません。
そんな地下の連絡道の埃っぽい匂いを heionさんの作品 でちょこっと思い出しました。
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