2015-11-22

10月の月例一席


10月の月例コンテスト・今月の一枚の一席をKenny Meguroさんと一緒に頂いてしまいました。
お題は『標準・50mm』、会長が「ズシンと重い」と評した大題でした。
お題のレンズが身体に馴染んだ熟れた感のある皆さんの作品の中、
とりわけセンス・技術の高さが感じられるカッコイイKenny Meguroさんの作品と並ぶのは、
誇らしいような気恥ずかしいようなこそばゆさを感じずにはいられません。
そこに居てくれたネコちゃん、その場に出会えた幸運、ただそれがすべての一枚です。
そんな拙い写真に投票して下さった皆さんにあらためて御礼申し上げます、
ありがとうございました。



2015-11-17

11月のお題写真提出


お題写真提出しました。
お題の「blur : ブレ」というものが自分の中でうまく消化できず、
今回もいつもの手前勝手な解釈での一枚となりました。
単なる手ぶれなら日々量産してるんですけど、たぶんそういうことではないのだろうし。
今回提出の写真がノイズ?の入ったものになってしまったこと、
月イチ会メンバーの皆様、エントリーされている皆様、
そしてお題を提出されたyy2828yy様に対しても申し訳無く思っております。
だったらそんなものでエントリーするなよ、と言われれば返す言葉もございません。
ごめんなさい

2015-11-06

月イチ会10月の月例コンテストのこと


10月のお題は『標準・50mm』でした。
今回はしまみゅーらさんの作品に投票させていただきました。

現在のレンズ交換式のデジタルカメラに設定されているキットレンズ同様に、
フィルム一眼レフカメラにも50mm程度の画角のレンズがメイカー設定されていました。
このレンズは広角系・望遠系のレンズに比べて開放F値が明るい、ということが特徴の一つと言えると思うのですが、
しまみゅーらさんの作品はこの明るいレンズならではの、場面の雰囲気をありのままに捉えた画になっています。
レンズが暗くシャッター速度を上げられなければ主役の子供がぶれてしまうかも知れず、
だからと言ってフラッシュを焚いてしまってはせっかくの雰囲気が台無しになってしまう。
また、趣味や仕事の用途以外で一眼レフカメラを購入する最大の目的は、
より綺麗な画で家族の記録とりわけ子供の成長の記録を残したいからなのではないかと想像します。
それらの意味でこの作品は『標準・50mm』レンズの本領発揮といえる一枚ではないかと思い投票させて頂きました。
そう考えると『標準・50mm』レンズって他の画角のレンズに比べて幸福なシーンを
たくさん見つめてきたレンズなのかも知れませんね。

と、ここまで書いてきてあらためて気付いたことがあります。
それは、ひょっとして今回のお題ってカメラ本体とレンズ、セットでってことだったのかな???
例えばSRT101+MC Rokkor とか SPOTMATIC+SuperTakumarとか当時メイカー設定でセット販売されていた組み合わせでお願いしますってことだったのか?
そうして、初めてレンズ交換式カメラを手に入れた時の初心に帰ってみませんか?
そのカメラに託した想いをもう一度思い出してみませんか?
という出題者さんからのメッセージが込められていたのかな?



2015-11-01

どうでもいい話


9月に続いて10月もあっという間に過ぎ去ってゆきました。
まったく何もなかったというのでもないけれど、感受性の衰えというか、
いろいろな事に感心が薄れてきているということなんだろうか。
本当にもう、ただ息をしているだけで終わってしまったような、そんな10月でした。

既に発表されている11月のお題写真も撮れたらとも思い、
新しいフィルムを入れたカメラを持って昨日久しぶりに遠出してみました。
出先では興に任せて2時間ほどで24枚撮を撮りきってしまいました。
1本撮りきるのにひと月くらいかかる私にとっては異例のハイペースですが、
こういうのって上がりを見てだいたいがっかりするんですよね。
お題についても自分の中で消化できていない手探り状態だし。
ドライブ・知らない街での散歩・カメラを操作する、それらの行為そのものが愉しいので、
写真の出来など大した問題ではなのですが。

ある事があってから、この季節・この景色を見られるのはこれが最後かも知れない、
と思うようになりました。
この大好きな季節、しっかり味わいたいなぁ。